走るためのヨガ
ランニングが趣味の生徒様にヨガ・体幹トレーニングのレッスンをしていて、指導だけではいけないと思い自分も走ってみました。何十年ぶりかに走ったら、マラソンがいかに全身運動かを、あちこちの筋肉痛によって知ることになりました。学生時代、部活や趣味で走っていた自分の体力が信じられません。
筋肉痛からそれぞれの原因を調べていくと、ランニングは股関節、肩甲骨を使い、体幹、柔軟性、バランス感覚が重要だとわかりました。側弯症の自分は、特に腰回りの安定性が弱いので背中、腰、首が痛くなりましたが、得たものはたくさんありました。
走るためには股関節が使えて、下半身の筋力、体幹がしっかりしていないといけません。
手足を動かして走るのではなく、手足と身体を連動させて走るという感覚も大切です。
ヨガは全身運動なので、ランニングの為にストレッチ、体幹トレーニングをかねて行うにはとても良いことがわかりました。
股関節をストレッチする三日月のポーズ(アンジャネーヤ・アーサナ)、足の裏側を伸ばす半分の遠心のポーズ(アルダ・ハヌマーン・アサーナ)などはかんたんにできるストレッチ系ヨガポーズでおすすめです。
三日月のポーズ 股関節、肩関節の柔軟運動ができます。最初は曲げられるところまでで大丈夫。
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半分の遠心のポーズ
この状態からお尻を後ろにひいて曲げている足の裏側を伸ばします。もも裏側を柔軟にして脚のむくみを解消します。座り仕事の方にもおすすめ。 |
体幹トレーニングにはヴァシシュタ・アーサナ
お腹の横の筋肉、お尻、体幹を強化してくれるポーズです。こちらもランニングには効果的です。
引き締まったお尻に見とれてしまいますね。
ヨガはランニングワークに取り入れて効果を楽しむ事ができますので走るのが好きな方は取り入れてみて下さい。