以前、パラリンピック陸上選手の特集番組を見ていた時に
意外なヨガ効果を話していました。

その選手は新型コロナで思うように練習ができなくなり、
「身体はリフレッシュできているけど、心がリフレッシュできていない」状態に陥ったそうです。

練習が思うようにできなくなって時間ができたので、
今までしてこなかった新しい練習を取り入れ始めたのですが、その一つがヨガでした。
ヨガをして身体を動かすと力の抜ける場所がわかり、
この感覚が自分の競技の練習に役立ったそうです。
力を抜いて練習を行うとタイムが上がり、競技が楽になったと言っていました。

ヨガを力を抜いて行うのは難しい面もあります。
ポーズを取ろうとしたり、伸びない筋肉を伸ばす事に必死になって
ついつい力が入ってしまうからです。

恐らくその状況で、頑張らない丁度良い加減のポイントを
見つけられるのはアスリートだからこそではないかと思うのですが
意識をすれば自分の良い加減感覚をつかめると考えられます。

2022年は力を抜ける心地良いヨガを伝えられるように
精進したいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。