スキーでピラティス効果を実感

ピラティスは地味で即効性を感じにくいエクササイズだと思います。奥の方の筋肉を使うので、いまいちどこに効いてるかわかりにくいし、筋トレのように鍛え上げた立派な筋肉をすぐに見る事もできません。ふと鏡を見た時に、いつのまにか引き締まってる!とわかります。
結構ハードワークをしても、スポーツのように汗をかいたスッキリ爽快感とは異なります。身体の奥から運動した心地良い疲れといった感じです。スポーツ好きな友人は「ピラティスは地味だから面白くない」とまで言っていました。
スキーはピラティスと相性が良く、日頃地味にしている体幹トレーニングの効果を良くも悪くも実感できる貴重な機会です。体幹が強いと重心が安定するし、無理に力をいれて頑張らなくても体重移動だけでしっかり板に乗り切る事ができます。
去年1年間は、下半身、特に足の内側強化に力をいれてきました。もちろん滑る事も楽しみですが、今回の一番の楽しみはどれだけしっかり板を踏めるようになったのか検証する事でした。
結果、日々の地味なトレーニングは見事活かされました!去年よりも自然に谷足に乗る事ができ、課題だったスピードコントロールができました。(以前インストラクターにスピード狂だねと言われたことがあります)
成果がわかりにくい事をコツコツするのは忍耐が必要ですが、実感した時の喜びはご来光のように明るく大きく次の活力につながります。地味なトレーニングは他のスポーツでも活かされると思うのでおすすめです。