側弯症にヨガは効果があるのか?

骨盤と側弯症

側弯症をしっていますか?

側弯症は、背骨が真っ直ぐではなく、CやS型に曲がりかつ回旋しています。
主に女性に多く、幼少期から思春期に発生し、原因は不明。

背骨の傾斜は筋肉バランスによって改善はしますが、
背骨自体がまっすぐになることはないといわれています。
症状の重い場合、器具の装着、手術といった手段が必要です。

背骨が曲がると、本人は真っ直ぐ立っているつもりでも身体が傾いている姿勢になります。
これは、自分に自信を無くしたり、見た目を気にして消極的な気持ちを誘発します。

背骨が回旋しているので、内臓にも何かしらの影響を与え身体の不調につながります。
筋肉が左右対称に使えないので、これも身体の不具合を起こします。

私はS型の側弯症で、やはり、小学生の頃にわかり、
思春期の頃に、身体の傾きが特に気になりだしました。
その時は、今ほど情報を得ることが簡単にできなかったので、
どうやって治したらよいのか、誰に相談していいのかもわからず悩んでいました。

ヨガとピラティスを始めたのは、ただ単に好きだったからですが、
これが側弯症には良かったようで、何年も続けていると見た目の姿勢が真っ直ぐになりました。

側弯症であることはとても好ましくありませんが、
側弯症のおかげで、継続して運動ができたのかもしれません。

今では、プロの整体師や鍼灸師さんにも側弯症であることを話すと驚かれます。
しかし、背骨が真っ直ぐになったわけではありません。
筋肉バランスが良くなり、動かせていなかった筋肉が動くようになったのです。
まだまだ苦手な動きはありますが、日常生活に支障は全くありません。

ヨガやピラティスが私の側弯症に効果があったのは、バランスよく全身運動ができたからだと思います。
万人の方に同じ効果があるかはわかりませんが、
自身の事例であげると効果があると思います。

私は、側弯症の人の気持ちがわかるので、もし同じ悩みの方がいたら、
できる範囲で一緒にヨガを楽しみたいと考えています。

近年、側弯症には、水泳も全身を使う運動なのでおすすめだと言われています。
自分に合った運動で、自分の身体と付き合っていく手段を見つけて下さい。

 

 

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