ヨガをやめる理由
日本のヨガ人口は、月に1回以上行っている人が約590万人、年1回以上の実施者は約770万人と推定されます。
今後2~3年以内にヨガをおこなってみたいとする人は、約880万人で、潜在者を含めた今後のヨガ人口は、約1600万人と推定されます。
ヨガを行っている場所は、男女ともに、フィットネスクラブ、ヨガスタジオなどが60%を超えています。現在、日本のヨガマーケットの市場規模は2600億円に成長。
「2017年 ヨガジャーナル日本版調査より」抜粋
ヨガは、実はこんなにもメジャーな運動だったのだと驚かされる情報ですね。
この調査によると、実感できるヨガの効果は
・姿勢が良くなった・肩こり、冷え性、便秘の改善・身体が柔らかくなった・ストレス解消、気持ちが穏やか
続けていると良い効果が得られるヨガですが、辞めた理由は、
・お金がかかる・時間がない・近くに習える場所や施設がない・他の事をしたい
など、物理的な問題が多いようです。
しかし、私がヨガを辞めた人に理由を聞くと、このデーターにはない理由が必ず出てきます。
・身体が硬くてついていけない、できなくて劣等感を感じた、恥ずかしくなった
これが理由だとすると、とてももったいないですことです。
人の身体は個人によって異なります。
同じ事が上手くできなくて当たり前なので、気にすることはないです。
自分が気持ち良さを感じる所まで呼吸に合わせて身体を動かして、
心と身体を健康にしていく運動です。
練習していくと少しづつ身体が柔らかくなります。
私は側弯症なので、頭だけに体重をのせるポーズや
腰まわりを極度に緊張させるポーズを控えています。
無理をして行うと必ず身体のどこかに不具合がでてくるからです。
一方で、側弯症に良いと言われている、ねじったり、
腰回りを柔軟にするポーズは少々辛くても練習しています。
こちらは、その時は辛いですが、身体の調子は良くなります。
同じポーズでも人への効果は様々です。
一度、辞めてしまった方も、思考を変えてトライアルして見てください。
以前とは違って、ヨガが楽しくなるかもしれません。
このデーターを読んで、指導する立場として、より個人に合った動きをアドバイスをし、
リアルレッスンならではの楽しさを提供できるようになりたいと思っています。