側弯症におすすめの深呼吸
最近、私と同じS型の側弯症で悩んでいる生徒様のレッスンをさせて頂く機会が増えました。S型といってもカーブの位置、角度が人それぞれ異なるので全く同じではありません。しかし、おそらく側弯症が原因の一部だと考えられる身体の不調は大抵が同じなのでお話を聞いていると親近感がわきます。
側弯症は背骨が回旋してねじれているので左右の筋肉バランスが異なります。目に見えてわかるのは、左右どちらかの腰の位置が上がっていたり、肩が下がっていたりします。自分ではまっすぐのつもりでも他者から見ると歪んでいることがわかります。その為、呼吸をした時に均等に背中全体を膨らませたり、へこませたりするのが苦手です。
呼吸をすると自分の背中の筋肉の収縮して固まっているところ、動かないところがわかります。どこかわかったら手をあてて意識しながらそこに意識して空気を入れる練習をします。これだけですが、少し楽になったり、筋肉が伸びたりゆるんだりする感覚がわかります。少しの空き時間にいつでもできる呼吸なのでおすすめです。
側弯症でない場合も、深呼吸は身体にとても良いので、疲れた時、焦っている時ほどゆったり深く呼吸をしてみて下さい。呼吸の方法は諸説諸々ありますので自分に一番合う方法がおすすめです。自分にピッタリを見つけるのもまた楽しいと思います。